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節分・立春の過ごし方

今年の節分は、124年ぶりに2月2日の理由

節分は、その名の通り、季節の分かれ目。立春の日の前日となるので、そこがずれると節分もずれるわけです。
では、なぜ立春の日がずれるかというと、ざっくり言うと閏年(うるうどし)と同じ感覚。1年間を二十四節気に当てはめて定期的な運用をしようとすると、1年に少しずつ誤差が出てきて、ずれが生じるわけです。その調整でずれた結果、2021年は2月3日が立春にあたるわけですね。
2022年以降は立春の日が2月4日に戻り、節分も2月3日に戻ります。
ただし、来年以降は閏年の翌年の立春の日が2月3日となる=節分が2月2日になるとのこと。
次は2024年や2028年の翌年、つまり2025年や2029年の節分が2月2日になるわけですね。

そもそも節分とは

節分とは「季節を分ける」という字のとおり、季節の変わり目のこと。
暦の上では 2月の節分までが冬で、その翌日・立春からが春であることを示しています。

暦だけでなく、風水・占い・スピリチュアルな世界でも、節分と立春は
「気の変わり目、運気の流れが変わる、新しい年への切り替わり」として重視されています。
スピリチュアル的に、立春は「1年の始まり(元日)」であり、その立春の前日である節分は「大晦日」の意味があるのです。

また、暦の上では 節分を含め 立春の前の18日間を「土用」といいます。
(立春以外の立夏・立秋・立冬前にも土用があります。)
土用は人や自然界の気(エネルギー)が弱まる期間とされ、体調を崩したり 心も元気がなくなったりしやすくなります。
そんな土用の最終日である節分は、心身に溜まってしまった邪気を払い、冬を締めくくり、新しい年を迎える、大切な日。
立春からの新たな1年を元気に開運して過ごすためにも、まずは 節分には徹底的に「浄化」をしておきましょう。

《節分》の過ごし方

節分の日にはぜひ、次のような浄化メニューを実施してみてください。


【朝~午前】
・掃除

年末の大掃除同様、節分にも家の中の浄化、つまり掃除が大切です。
まずは家じゅうのお掃除をしましょう。

物の溜めこみすぎも運気を下げますので、余裕があれば 不要なものを断捨離もできるとよりGood!


・アロマかお香を焚く
邪気のあるものは臭いニオイを好み、聖なるものは良い香りを好むと言います。
掃除ついでに窓を開け、換気しながら 良い香りのアロマかお香を香らせると良いでしょう。

【午後】
・身体のメンテナンス

身体の毒出しとして、リンパマッサージやよもぎ蒸しなどを受けるのも良いでしょう。
出かける余裕のない方は、おうちでゆっくりストレッチするだけでも違いますよ。


・豆まき
節分といえば豆まき!
これも人や家から邪気を払う開運行動です。

人が生きる“現世”と霊的世界の“常世”の境が曖昧になる、「逢魔が時」。
豆まきは、そんな時間帯である夕方6時頃に行うのがおすすめです。

豆まきには、投げた豆から悪い芽が出てこないよう、炒った豆を使います。
殻付きの落花生ではNG。

家の中でもっとも玄関から遠い部屋から始め、各部屋を順に巡っていき、
最後に鬼役の人は必ず玄関から外へ出ていきましょう。

終わったら、室内のきれいな場所に落ちた豆は拾って食べてOK。
食べる数は年の数+1とも言われていますが、あまりこだわらなくても大丈夫です。
玄関などに落ちた物は半紙に包んで捨てましょう。

【夜】

・お風呂
お正月同様、風水的には立春はお風呂に入らないほうが良いので、
節分の日の夜にゆっくりお風呂に入っておきましょう。

その際は天然塩をひとつまみと日本酒を少々入れて入るのがおすすめ。
浄化力が格段にアップします!

この入浴が“禊(みそぎ)”となって、翌日の立春からの運気をさらに上げることでしょう。

以上のような過ごし方で 徹底的に浄化が済んだら、
いよいよ翌日は もう一つの元日である立春です。

《立春》の過ごし方

・衣食住それぞれに新しいものを1つずつ取り入れる

身につけるもの、食べ物、住まいの日用品。
それぞれに最低1つは新しいものを用意して使い始めましょう。

特に下着やタオル、トイレタリーは新調できると理想的です。

肌につけるものは肌触りの良い良質なものほど運気を上げます。

・「立春大吉」のお札を書いて貼る

「立春大吉」とは禅寺で立春に貼られる魔除け・厄除けのおふだ。
自宅でも、自作でそのパワーを活用できます。

立春の日の早朝、半紙を縦半分に切って、墨か筆ペンで「立春大吉」と書きます。
それに3回、息をフッ、フッ、フッ、と吹きかけます
それを玄関(室内側)の右側の、目線より高い位置に貼ります。

ポイントは、「立春大吉」の文字を左右対称に書くこと。
鬼や邪悪なものが家に来ても、この左右対称の文字を見て混乱して出ていってしまうそうです。

貼ったおふだは1年間有効。
1年経ったら、自作とはいえおふだですので、神社などに納めましょう。

・朝日の光を浴びる

元旦のご来光以上に、立春の朝の陽光はエネルギーが強いと言われています。
少しの時間でも、外に出たり窓を開けて 朝日の光を浴びましょう。
1年間の活力をチャージできます。

・新しいことを始める。目標設定する

「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、これはもともと「一年の計は春にあり」という昔の言葉に由来します。
どちらにしても、1年の計画は年の初めにしましょう、ということ。

立春に新たに計画を立てるのも良いですし、
お正月に設定した目標や計画を、ここで見直してみるのも良いですね。
立春は、物事をスタートするエネルギーに満ち溢れています。
ここで決めたこと、この日始めたことには支援の力が作用することでしょう。

・笑顔で過ごす

笑顔は何よりの開運行動!
この日は特に笑顔を心がけ、おおらかな心で過ごすようにしましょう。
強い立春の「気」を最大限味方につけることができるでしょう。

《立春》にしてはいけないこと

逆に立春にやってしまうと運気を下げたり逃してしまうこともあります。
次のようなことは立春の日には避けましょう。

・入浴、シャワー、身体を水(湯)にさらす

元日同様、この日の水は運気を流してしまいます。
開運のためには、立春の1日は入浴もシャワーも控えましょう。
食器洗いなど水を使う家事も、なるべく避けるか回数を少なく。

ただし立春とはいえ 外から帰ったりトイレの後などの手洗いは、病気予防の観点から きちんと行うのがおすすめ。
また、神社に参詣される方は手水舎での手洗いも省かないでくださいね。

・ネガティブな感情にとらわれる

立春はここからの1年の運気を方向づける大切な日。
つまり、この日は1年間の運気を決めるパワーを持っています。

ですから、立春の日にはネガティブな感情に心をとらわれないように心がけましょう。
妬み、恨み、嫉妬、怒りなどの負の感情や、
悪口、陰口、ケンカなどもこの日は特に避けたいところ。

つとめておおらかに、明るく爽やかな心で過ごす一日にしましょう。

1月の元日に良いスタートを切れなかった…という方や
お正月からこれまで、なんとなくツイてなかった…という方も、
心機一転、立春から再スタートして好転していきましょう!