大雨やどんよりお天気が続き、梅雨明けが待ち遠しいですね。今年の夏は新型コロナウィルスの影響で海開きの中止や、夏祭り・花火大会の中止など、いつもの夏とは少し違う過ごし方になるかもしれませんね。しかしいつもの夏と変わらず、足元は「素足にサンダル」という方も多いのではないでしょうか。

素足になる機会が増えると、フットネイルをしたくなったり、かかとのカサカサが気になったりしますよね。冬の間はついついさぼってしまいがちのかかとのケア。でもせっかくおしゃれを楽しむなら、どこで見られても大丈夫な「つるんっとかかと」を目指してみませんか。

足元にも保湿

ハンドクリームは一日に何回も塗り直すのに、かかとの保湿は忘れがち…なんて方はいらっしゃいませんか。冬の間はタイツや靴下をはいていて見えない事が多く、意外に放置されていることも。。お風呂での定期的な角質ケアはもちろん、保湿クリームは出来るだけ毎日塗るようにしましょう。一度にたくさんよりも、毎日少しずつが肝心です。

ヒールの負担がかかとにも

立っている時の体重を支える足やかかと。
高いヒールをはいている時には、足の指だけではなく実はかかとにも大きな負担がかかっているんです。足の骨はかかとの骨から足の指へと枝分かれをしてできています。指に負担を感じるのであれば、連携しているかかとにも影響があるということなのです。
いくら保湿をしても、すぐにかさかさカチカチになってしまうのは、ヒールによる強い負担が原因かもしれません。オンオフ問わずおしゃれには欠かせないヒールですが、休日はスニーカーで過ごすなど、かかとにとっての休息日を作ってあげましょう。通勤時間はヒールの低い靴にするなど、一日の中での負担を減らしてあげるのも良いかもしれません。

足の血行促進

なんとなく足の裏と言うだけで皮膚も強いイメージを持ってしまいがちですが、かかとももちろん肌の一部。血液やリンパの流れが悪くなると、ターンオーバーがうまく行かず、古い角質が残ってしまいがちになります。特に夏でも足先が冷えている方や、いつも夕方になるとむくんでしまう方は、かかとだけではなくお風呂上りなどに足のリンパの流れを良くし、むくみを解消する様なマッサージをしてみましょう。

■足湯

温泉地などで見かける足湯。5分くらい足を付けただけで、体がポカポカしてきますよね。心臓から遠く血行が悪くなりがちの足先を温めることで、足のむくみを解消する効果が期待できます。リビングでテレビを見ながらや、本を読みながら出来るので、時間がある時に取り入れてみたいですね。少し深めのバケツさえあれば簡単に出来る足湯。こぼれない少し深めのタイプがおすすめです。目安は、40℃前後のお湯に、10～15分。そして足の角質が柔らかくなった時に優しく角質削りを行うと、余分な角質がポロポロと取れやすくなりますよ。

お湯から足を出したら、まだかかとが温かい間に保湿をします。キャリアオイルの中でも、肌への浸透が良いホホバオイルがおすすめですが、香りなどお気に入りのもので十分です。クリームを使う場合には、尿素入りのタイプが良いです。

■お風呂でマッサージ

湯船にゆっくりと浸かれる時には、少し温まったら足首を湯船の中で片足1分づつブラブラ。その後に、肩に手を乗せて10回クルクルと回すと、リンパの流れが活発になります。

お風呂上がりには、保湿オイルやクリームを塗る時にかかとから膝の裏に向けて軽くなでる様にするだけで、リンパの流れが良くなります。痛いと思うほど押す必要はなく、軽くなでる程度で十分なので、毎日少しづつマッサージしてあげてくださいね。また、ふくらはぎや太ももを心地よいと思う程度に伸ばして、足全体の血流を良くしてあげましょう。

足裏全体をきれいに

堅くなった角質を見ると、やすりや軽石でごしごししたくなりますが、皮膚に細かい傷が出来てそこから細菌が入る可能性があるので、やはりお風呂や足湯で足をふやかしてから、力をかけすぎないように優しく削るようにしましょう。

魚の目など足の裏にトラブルがある場合には、フットサロンや病院で早めにケアしてあげましょう。一度ケアしても、足に合わない靴を履いていたり、歩き方が悪いとすぐにまた出来てしまうので、シューフィッターさんがいるお店で足のサイズをしっかり計ってもらうと良いですね。足に合う靴を履くことで、かかとへの負担も減らすことが出来ます。

寝るときの冷え対策

マッサージをした後は、冷えはもちろん保湿のために靴下をはくのも良いですね。特にシルク素材のアイテムは、保温力・保湿力に優れているのでおすすめです。夏はクーラーで意外に体が芯が冷えてしまってることもあるので、健康管理の一環としても取り入れる価値がありそうですね。