©2024 AINS-LAB INC.

NEWS

新着情報

  1. ホーム
  2. 新着情報
  3. 玉ねぎの美容と健康

玉ねぎの美容と健康

新玉ねぎの美味しい季節となってきました。

玉ねぎは血液をさらさらにする成分が含まれており、高血圧や糖尿病、心臓病などや美容にも効果的とご存知の方も多い食べ物ですが、今回は今が旬の玉ねぎについてご紹介いたします。

■血液がサラサラになり高血圧・糖尿病に効果的
まずはご存知の方も多い成分、硫化アリル(アリシン)という成分により、血液が固まるのを抑制するので、血液をサラサラにし、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などに効果的です。また、血糖値の上昇を抑える働きもあるので中性脂肪やコレステロールが高い人、糖尿病の予防にもおすすめです。

■美容にもガンにも効果的
ケルセチンという玉ねぎの色素や渋み成分であるポリフェノールの一種が含まれており、活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。抗酸化作用によりシワなどの老化防止や免疫力低下による風邪の予防や、ガンの予防に期待できます。特に紫玉ねぎの赤い色素にはポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれていて抗酸化作用、血管の強化や眼精疲労、目の老化を防ぎ、高血圧やメタボ予防、肝機能の向上に効果があります。そして肝機能を高めることにより、白内障がなりにくくなります。

■風邪やインフルエンザにも効果的
玉ねぎに含まれる硫化アリルは、殺菌性が強いので、体内に侵入した病原菌を退治してくれます。ぜんそくや風邪、インフルエンザ、食中毒などを抑える働きがあります。また、免疫力をアップさせてくれるので体が弱った時には積極的に摂取するようにしましょう。

■食べ過ぎをおさえダイエットに効果的
玉ねぎには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の二つの食物繊維が含まれていますので、便秘の改善に役立ち、お腹の中の老廃物をごっそりとってくれるのです。また、オリゴ糖も含まれているので腸内環境を改善してくれます。また、ケルセチンには脂肪の吸収を抑える働きがあるのでダイエットにも効果的ですね。

 

■むくみすっきり、疲労回復にも効果的
玉ねぎに含まれているカリウムが体内の余分な水分・塩分を排出し、むくみを改善します。また、豚肉などのビタミンB1と一緒に摂取すると疲労回復に効果的です。疲れが溜まってきている時や、夏バテの際にも積極的に摂取したいですね。

これからの時期にぴったりの、玉ねぎと豚肉を使ったレシピをご紹介します。

◯玉ねぎたっぷり柔かジューシー生姜焼き

まずは玉ねぎ1個を薄切りにし、 砂糖(大さじ1)、味醂(大さじ2)、醤油(大さじ2)、酒(大さじ2)、生姜チューブ(3cm)を全部合わせておきます。次にボールに豚肉(300g)と酒(大さじ1)、醤油(大さじ1)、生姜チューブ(2cm)を入れ、よく揉み込みます。さらに、薄力粉を加え揉みます。そしてフライパンを火にかけ油を薄くしき、豚肉を焼いていきます。そこに玉ねぎも加え炒めます。玉ねぎが透明になってきたら最初にを合わせておいた調味料を1度に加え混ぜながら煮詰めていき、水分がほとんど無くなって照り照りになってきたら出来上がりです。

◯豚肉と玉ねぎのガーリック炒め

まず、玉ねぎを薄切りにし、お肉を一口大に切ります。切った玉ねぎとお肉を、油で熱したフライパンで炒めます。まだ少し赤身が残っているくらいで、調味料(すりおろしニンニク(小さじ1)、醤油(小さじ2)、酒(大さじ1)、みりん(小さじ2))を入れて、さらに混ぜながら炒めます。お皿に盛り付けて、お好みで小口ねぎを散りばめれば完成です。

 

玉ねぎには副作用として、硫化アリルが腸の動きを活発にして刺激を与えてしまうので、食べ過ぎると刺激が強くなり下痢や腹痛、吐き気。また、おならや口臭などで、玉ねぎ特有の匂いを発することもあるそうですので、副作用には十分気を付けて、玉ねぎを美容と健康に取り入れてみてはいかがでしょうか。