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冷え性改善!美容にも嬉しい効果の「温活」

暖冬とは言え…1月に入り寒さが厳しい日も多くなってきました。

体が冷えると疲労感や不眠、肩こり、生理痛の悪化や、美容面では血行が悪くなることにより目の下にくまが出来たり、むくみが起こる場合もあります。さらには免疫力が低下し風邪やインフルエンザはもちろん、ガンなどの恐ろしい病気のリスクも高まってしまいます。
昨今、耳にする「温活」とは低くなってしまっている基礎体温を、適正な温度まで上げる活動のことです。今回は、お風呂、ストレッチや食べ物で体の内側から温めるなど、さまざまな温活の方法についてご紹介いたします。

 


■温活とは?

「温活」とは、適正な体温まで基礎体温を上げる活動のことを言います。現代人は、50年ほど前の昔の人に比べると基礎体温が0.5℃~1.0℃ほど低い傾向があるそうです。その結果、悩まされているのが、冷え症や身体の不調で現代病とまで言われています。中でも「冷え症」で悩む女性の方は多く、肥満やむくみ、生理不順、不妊、免疫力の低下など、さまざまな不調を引き起こす原因となっています。
そこで理想の基礎体温への回復を目指して身体を温め、適正温度に保ち、健康な病気知らずの身体に導くのが「温活」です。

■女性が冷えやすい理由
もともと男性に比べ女性は筋肉量が少なく、熱を作るのも、身体に熱を配るのも苦手な傾向があります。
さらにやせたいからと食事をあまり摂らなかったり、運動不足で筋肉量が少ないと、熱を上手く作れなくなり、冷え性へとなっていきます。その他にも、タイトな洋服やガードルによる締めつけ、女性に多い貧血なども、冷えの原因になります。現代女性の冷えやすい原因の多くは、ライフスタイルにあるのです。

■温活の方法

・カイロ
最も手軽にできるのが、使い捨てカイロの活用です。オフィスでも自宅でも、身体を温められます。最も温めたい場所はたくさんの臓器や血液が集まっている体の中心“お腹”です。血液は約45秒で体を一周するため、お腹を温めることで効率的に全身をケアできます。また、腸には全体の7割を占めるリンパ球がいるため、免疫力のアップも見込めます。

・3つの首

「足首」
つま先やふくらはぎは冷たいのに、顔がほてったり、足先が冷たくて眠れなかったり…それはからだが冷えている証拠です。足先は心臓から一番遠い部分なのでとても冷えやすく、上半身と下半身で温度差が生まれやすいのです。逆に足もとを温めることで、全身を温める近道になると言えます。第2の心臓と言われる足もとを冷やさないためには、夏も冬も靴下をはくのが一番手軽にできる温活です。それだけで全身の血行が良くなって体温が上がり、からだもポカポカ快適に過ごせます。

 

「首」
首が冷えると血行が悪くなり、寒さを感じるだけでなく首こりや肩こりの原因にもなってしまいます。特に首の動脈は太いので、温めることで効率よく大量の温まった血液が体全体に巡ってくれます。マフラーやスヌードなどで首を温め、手足の先まで血流を良くし、冷えを予防しましょう。

 

 

「手首」

体はそれほど冷えを感じていないのに手足の指先が冷えてしまう「末端冷え性」の方にオススメなのが手首の温めです。冬は寒さによって血管が収縮し、血流が少なくなります。体は内臓などの臓器に真っ先に血液を送るため、手足といった末端への血流はどうしても少なくなって冷えてしまいます。指や手の甲をマッサージしたり、手首をまわしたり、手を開いたり閉じたりして動かし、血流をよくしていきましょう。外出時は手袋はやアームウォーマーなどを着用し、冷えを予防しましょう。

・ハマム浴
ハマムとは、アラビア語で「熱い空気」「湯の供される場所」という意味を持つ「蒸し風呂」のことです。トルコをはじめ中東全域に広く見られる伝統的な蒸し風呂で、トルコ・モロッコの人々を心身共に癒してきた健康法です。
最近では日本でもエステサロンやマッサージサロンなどで体験できるようになっています。日本でおこなわれているハマム浴は、スチームベッドに横たわるスタイルです。スチームベッドの下から発生する温かなオーガニックハーブの蒸気で全身を包み、体の内側からじっくり温まることで心地よく汗をかくことができます。顔は出た状態なので、サウナのような息苦しさを感じることなく体験できます。

 

・よもぎ蒸し

よもぎ蒸しは、よもぎを煮出し、天然由来成分をたっぷり含んだ蒸気で下半身を中心に温める韓国に数百年前から伝わる民間療法です。美肌・美白効果、新陳代謝の向上・ダイエット効果があると言われています。またスチーム効果とよもぎの薬効成分により、体を芯から温め、生理痛、手足の冷え、更年期障害、痔、便秘、肌荒れの改善も期待できると言われています。

 

・温石
からだにオイルをなじませ、温めたストーンを滑らせて全身をやさしくトリートメントしていきます。 温められたストーンから発生する遠赤外線により、温かさが身体の奥深くまで伝わります。ホットストーンを使ってマッサージすることで緊張した筋肉をゆるめ、血行を良くし、代謝を高めることで冷えやコリ、むくみを和らげ、それに伴なって疲労回復やストレス改善効果が期待できます。

 

・食べ物
身体を温める食材と聞いて真っ先に浮かぶのが生姜ではないでしょうか。
私たちの体を温めてくれるショウガのパワーの秘密は、辛味成分「ジンゲロール」と「ショウガオール」にあります。「ジンゲロール」は生のショウガに多く含まれている成分で、加熱・乾燥すると「ショウガオール」に変化します。
ジンゲロールには強い殺菌力があります。さらに解熱作用や鎮痛作用、抗炎症作用など、感染症のさまざまな症状に効果があるとされています。ショウガオールも、冷えによって滞りがちになった血液の流れをよくして、体のすみずみまで血液を行き渡らせ、ポカポカと温めるとされています。
生姜以外にも身体を温める食べ物があります。冬に旬を迎える食材や寒い地域でとれる食材等がオススメです。一例としては、カボチャやカリフラワー、ねぎ、ゴボウ、ニンジン、レンコンなど。体を温める食材は野菜だけでなく、魚も同様です。例えば北の海でよくとれる鮭やまぐろ、かつお、サバなども体を温める働きがあります。

 

・お風呂
入浴方法を少し変えるだけでも温活をはじめられます。ポイントは入浴時間です。ゆっくりじっくり浸かることで身体の芯まで温める事ができるそうです。38~40°程で湯船をためて、10分以上、できれば30分程度つかりましょう。ゆったり入浴することで副交感神経が優位になり、リラックス効果も深まります。さらに身体を温める作用のあるアロマオイルを入れるのもオススメです。加温効果のあるジンジャー、シナモン、ラベンダーの他、血行促進効果のあるローズマリー、ブラックペッパー、パインが効果的です。お好きな精油と混ぜてオリジナルの香りを楽しんでみてくださいね。バスタブに3~5滴落とし、よくかき混ぜてから入ります。お風呂から出たあとは、特にふくらはぎを冷やさないように気をつけましょう。

 


・運動
筋肉量を増やして代謝を上げることも、冷え症改善に役立ちます。
中でもウォーキングやジョギングは身体への負担が少なく、基礎代謝を上げて熱効率のよい身体を作るのに一役買うと言われています。筋肉量を増やすにはジムに行くのが一番ですが、基礎代謝を上げることを目的とするなら、自宅でのヨガやストレッチを毎日することもオススメです。

 

 

冬場につらい冷え症を改善させる「温活」をご紹介いたしました。
食べ物や運動、そして身体の内側を温めることが大切です。どれも手軽にはじめられるので実践してみてはいかがでしょうか。最近は色々な温活グッズやサロンでのプラン等が沢山出ています。自分に合った物をチョイスして、寒い冬を乗り切っていきましょう!