目元のセルフケア方法
目を酷使したり、目の周りの筋肉が凝り固まっていると、眼輪筋が衰え血行不良によるクマやたるみの原因となります。目は第一印象を決める大事なパーツです。ぱっちりとした目元はそれだけで魅力的ですよね。
毎日、簡単にできるマッサージやツボ押しで目の周りの筋肉をほぐすと、クマの解消や目の引き上げ力アップにも繋がります。若々しさは目元から、是非トライしみてはいかがでしょうか。
目元悩みの原因は若々しさの秘訣「目元ケア」に記載しておりますので、合わせてお読みくだい。
■加齢だけではなく年齢と共に目が小さくなる原因
1、目を擦るクセや目を触ることが多い
花粉症の方や、目薬をした後に目を擦ってしまうという方は目を触る回数が多くなってるかもしれません。１日に数回しか触らなくとも、年齢と共に蓄積されていきます。
2、仕事で長時間パソコンを触ったり、スマホを触る時間が長い
液晶からはブルーライトという目の網膜にダメージを与える光が出ています。このブルーライトを見ていると疲労が蓄積されて眼精疲労を引き起こしてしまいます。
3、目の周りが乾燥しやすい
乾燥肌でなくとも、目の周りは汗腺や皮脂腺がほとんどない為、乾燥しやすい場所です。タオルやハンカチで擦るだけでも刺激となってしまいますので、顔を洗った後や目薬をさした後にゴシゴシと擦っている方は注意です。
■目が小さくならないようにするためのケア方法
1、目を使う作業の合間に目を休ませる
スマホ操作や仕事でもパソコンを使った作業が増えてきています。長時間続けるとブルーライトが原因で眼精疲労になります。パソコンやスマホを操作する際はブルーライトカットの眼鏡を使うと目への負担が軽減される為、オススメです。また、目を使う作業は1時間に5分程度目を休ませてあげましょう。
2、目をこすらないようにする
少しの刺激が負担となる目元はなるべく擦らないようにすることが大切です。アイメイクを落とす際は、ゴシゴシと擦らないように専用のリムーバーを使用しコットンにたっぷり浸してパックするようにするとキレイに落とせます。
3、コンタクトの長時間装着は避ける
コンタクトレンズは目の中に長時間異物をいれることになり、目に負担をかけます。まぶたが常に緊張状態になっている為、まぶたを支えるミュラー筋に負担がかかり、ゆるんだり伸びたりしてまぶたのたるみに繋がります。
■眼輪筋の役目
日頃から気づかないうちに私たちは「くま」の原因をつくっています。たとえば、パソコンやスマートフォンを見続ける行為も、くまの原因のひとつです。眼輪筋の役目は、まぶたの開閉です。集中してじーっと画面を見ることで、まばたきの回数が減ってしまい、眼輪筋が衰えて血行不良やたるみの原因となります。
眼輪筋を含む目の周りの筋肉をほぐして、ハリや血行を取り戻すマッサージとツボ押しが有効です。仕事の合間などに行うと、眼精疲労もとれてすっきりしますよ。
※かすみ目や疲れ目のツボは東洋医学のコラムにも紹介していますので参考にしてください。
■目元のマッサージでハリ感アップ
アイクリームでスキンケアを行う際に、目元のマッサージをプラスしてあげるとさらに効果的です。
■リンパを流す
1、老廃物を流す為、耳介リンパ節の滞りを解消しておく
まずは、耳の手前と後ろにあるリンパの滞りを解消しましょう。指でピースをつくって、耳下腺と顎下腺を抑えて、10～20回小さく円を描くようにマッサージします。刺激することで、老廃物がスムーズに流れやすくなります。
2、耳の下から鎖骨に向かってマッサージし老廃物を流す手のひら全体で、耳下から鎖骨に向かってなで下ろします。これを左右３回ずつ繰り返すことで老廃物が流れていきます。
その後、左右の鎖骨に両手の指４本を引っかけるようにして、グッと３秒刺激してパッと放す。この動作で老廃物が流れていきます。
■目元のマッサージ
1、適量より少し多めにアイクリームを目の周りに点置きします。
2.中指の腹を使い（どうしても力がこもってしまう場合は薬指を使いましょう）目頭から目尻にむかってクリームを伸ばしていきます。
3、クリームが浸透するように中指と薬指でやさしくプレスします。
4、指先全体で目を覆い、温めるようにさらにやさしくプレスします。
■目の疲れをとるマッサージ
1、拳を作って、人差し指と中指で眉毛を挟むようにして、眉頭にセットする。
2、圧をかけながら、擦らないように徐々に目尻の方までずらしていきます。
3、これを10回繰り返します。
■眼輪筋を鍛えるエクササイズ
1、両目をギュッと力いっぱい閉じて10秒キープします。
2、ゆっくり開けたら、またぎゅっと閉じる。これを５回繰り返します。
3、次は片目ずつ交代で５回ずつ行います。
■眼輪筋マッサージ
1、人差し指、中指、薬指を揃えて、頬骨に軽く指を置きます。
2、指先が頬骨の硬さを感じるくらいまで指を押し当てたら、指の位置を動かさないように小さく４回うなずきます。
3、少しずつ目尻に向かって指を移動しながら４回うなずく動作を繰り返します。
■目尻のシワに効くトレーニング
1、目を閉じ、上まぶたの端に小指を置きます。
2、目を大きく開きます。目を開くタイミングで小指を上方向に動かして、まぶたの動きをアシストしましょう。これを10回行います。
3、おでこが動かないよう両手でしっかり固定して、目の上のミゾにまぶたを叩き込むように目を大きく開きます。これを10回繰り返しましょう。
■目元のマッサージでの注意点
目元は人間の皮膚で一番薄いと言われている場所です。少しの刺激が負担となりますので擦らないように注意しましょう。マッサージは専用のクリームをつけて行い、その後に美容液などでしっかりと潤いを与えてあげてください。
ほとんどの人は加齢とともに目が小さくなってしまうと言われています。年齢に勝てない部分もありますが、少しの対策で何もしていない人とでは差がでてきます。毎日ケアして第一印象がアップする目元を目指しましょう！
