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乾燥の季節にオススメの「クレンジングミルク」

寒くて乾燥する日々がやってきました。スキンケアというと化粧水や美容液の成分にばかり目が行きがちですが、化粧水や美容液の効果をしっかりと感じるためには、クレンジングが重要な役割を果たします。クレンジングは肌から汚れなどの悪影響を取り除き、化粧水の浸透を高め、十分に効果が発揮できるように、ベースを清潔に整えるものです。スキンケアの土台、美肌にとってとても大切なケアアイテムです。


乾燥しがちな季節は特に、クレンジングで皮脂をとられすぎてしまい、後でお肌につっぱりを感じることがあります。肌荒れや乾燥でお悩みの方は、毎日のクレンジングが原因のひとつかもしれません。最近は様々なタイプのクレンジング剤がありますが、洗浄力が高く、且つお肌に優しいミルクタイプのクレンジングへの注目が高まっています。今回はクレンジングミルクの特徴や使い方のコツをご紹介いたします。

■クレンジングの役割
クレンジングの目的は、日中使用したファンデーションに含まれる人工的な汚れ「粉末や色材、油分や紫外線防御成分」などを落とすことです。メイクをした日はしっかりクレンジングを行うのがマストです。クレンジングには形状が沢山ありますが、ベースメイクの状態に合わせて選ぶことで肌に負担をかけないようにできます。人気のオイルクレンジングは洗浄力が高く、濃いメイクでも対応できます。ですが、メイクを落とすと同時にお肌に必要な皮脂まで奪いとってしまう可能性があり、洗浄力が高いクレンジング剤ほどそのリスクが高くなります。

■ミルククレンジングの特長
◎テクスチャー(触感)


ミルククレンジングの特徴はなめらかなテクスチャーです。クレンジングクリームよりもゆるさがあり、乳液のようなとろみを持っていて、お肌にすっと広げやすいです。クレンジングの摩擦は肌を傷つけることになりますが、ミルクですとお肌になじませるだけで毛穴の奥までしっかりと汚れを落としてくれるのでゴシゴシと洗う必要がありません。

◎マイルドな洗浄力
強力な洗浄力を持つクレンジング剤は、お肌にとって必要な皮脂まで落としてしまいます。お肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されたり、乾燥、ニキビなど肌トラブルの原因となります。ミルククレンジングは水とオイルが混ざり合って乳化した状態になっています。その為、洗浄力がマイルドで余分な皮脂を取り過ぎずメイクオフが可能です。優しくオフするので、軽いアイメイクはこれだけで落とすことができますが、ウォータープルーフなど落ちにくいアイメイクはポイントリムーバーを使用することがオススメです。

◎水分を多く含んでいる

ミルククレンジングはミルクタイプですので、水分を多く含んでいます。水分量が多いことで洗いやすく、洗い上がりもさっぱりしっとりと水分を残した状態で洗い上げることができます。

◎保湿力がある


ミルククレンジングは、メイクを落とす役割を持っていますが、同時にお肌の保湿も行う役割を持っているものがほとんどです。オーガニックのものやセラミドといったような、効果が高い成分が配合されているものを選ぶとよいです。

■ミルククレンジングのタイプ
ミルククレンジングの中には、「洗い流すタイプ」「ふき取るタイプ」の2種類のタイプがあります。乾燥肌や敏感肌にお悩みの方はお肌への刺激が少ないものを選ぶのがポイントです。ふき取るタイプはコットンでふき取る際に注意しても、お肌に刺激を与えてしまうので洗い流すタイプを使用するのがオススメです。また、選ぶ際には裏側の成分表を見たり、ネット通販であれば問い合わせたりして自分のお肌に合わないものが入っていないかしっかり確認してから選ぶと良いです。無添加、パラベンフリーのものなどは低刺激となります。

■ミルククレンジングの正しい使い方
間違ったクレンジングではお肌への負担となります。
正しい使い方をマスターしましょう。

【ミルククレンジングの正しい使い方】
1.ミルククレンジングは洗浄力が弱めの為、予め落ちにくいウォータープルーフのマスカラやリップなどは専用のリムーバーで落としておきましょう。コットンにリムーバーを含ませ、口角を引き上げながらリップをオフ。

アイメイクもコットンを当て、しばらく待ってなじませて横にすべらせるようにオフしましょう。まつげの際のアイラインやマスカラ等を落とす場合は、目の下にコットンを当て、リムーバーを含ませた綿棒で落とすのがオススメです。
2.肌との摩擦を減らすために、きちんと適量使用しましょう。手にミルククレンジングを適量取り、手の温度で少し温めます。手の温度で温めるのは、理由があります。油分が含まれたミルククレンジングは、脂が水によって包まれている状態です。人肌によって温まると水分が蒸発して、油が水を包んだ状態になり、この油分がメイクや余分な皮脂を落としやすくします。

3.目元以外の部分にのせ、くるくると円を描くようにマッサージして馴染ませていきましょう。小鼻・口周り・あご・おでこは皮脂が多い部分は汚れが定着しやすいので丁寧に馴染ませてください。
4.最後に手に残ったクレンジングを目元にも馴染ませましょう。ミルクが少ないと感じたら、摩擦を与えない為にも追加してください。

5.洗い残しが無いよう、ぬるま湯で洗い流します。洗い流すポイントは、手のひらにほんの少しぬるま湯をつけて、ミルククレンジングの再乳化作用を利用しゆっくり洗い流すことです。

再乳化作用とは、油に水が包まれた状態になったミルクを、水が油を包んだ状態に戻す現象です。再乳化することで、肌のクレンジング剤や汚れを、残さず洗い流しやすくなりますので、丁寧に洗い流しましょう。流す際に最初から濡らしすぎると、乳化する前にクレンジングが流れてしまうので注意してください。ぬるま湯で濡らして、顔をなでるようにくるくると指を滑らせていき5回ほど繰り返すと、指先が軽くなるような感覚になります。そこまでくればしっかり乳化されているので普段通りにぬるま湯ですすぎましょう。

6.しっかり保湿する

 

クレンジングミルクでのメイクオフは、肌への摩擦を最低限にすることを意識して丁寧に行いましょう。クレンジングでの刺激は乾燥する季節は、普通肌の人でもつっぱり感を感じやすいです。乾燥しやすい方や敏感肌の方はクレンジング剤の影響で肌荒れしている場合もあります。洗浄力の高いクレンジング剤は大体油分、界面活性剤を多く含んでいて、お肌に対する影響も強いので是非、乾燥肌さん敏感肌さんはミルククレンジングでメイクオフを試してみてください。