©2024 AINS-LAB INC.

NEWS

新着情報

  1. ホーム
  2. 新着情報
  3. 背中トラブルの対処法

背中トラブルの対処法

 

背中ニキビ、黒ずみなどの背中トラブルに困っていませんか?オフショルダーや水着にドレス、普段の服を着ていても、意外と背中は見えているものです。背中のケアはどうされていますか?自分では背中が見づらくケアしにくい為、どうしても中途半端なケアになりがちです。


せっかくかわいくオシャレしいても、背中が荒れていると残念ですよね。自分では見えない為、気にならないという方もいるかもしれませんが、街中や満員電車など、周りからは見えているものです。そこで、今回は背中ニキビができる原因と治し方についてお話いたします。


背中の主なトラブルの特徴と原因をご説明いたします。

■背中ニキビの原因
ニキビは脂漏性毛包にできます。その脂漏性毛包は身体の部位によって数が異なります。脂漏性毛包の多い場所は、顔や胸、背中などがニキビのできやすい場所です。背中はターンオーバーが遅く、顔の2倍の時間とも言われています。背中ニキビの主な原因は、ホルモンバランスの乱れ、肌への刺激、過剰な皮脂分泌、細菌感染などです。

①シャンプーやリンスの洗い残し
シャンプーやリンスの洗い残しが背中に残ってしまうと、毛穴をふさいでニキビの原因となります。シャンプーは洗浄成分に残留性がある為、皮膚に付着しやすくなっています。またリンスの油分はアクネ菌の餌になります。

②寝汗
寝ているときにコップ1杯分の汗をかいているということは皆さんご存知かと思います。寝汗をたくさんかくと、背中に油分や老廃物が溜まってしまいます。仰向けで寝ている方は特に背中に汗をかき、ムレやすくなっていますので、お肌を清潔に保てなくなり、ニキビの原因になります。

③洗剤・柔軟剤
服を洗った際につく、洗剤や柔軟剤が肌に合わずニキビの原因になる場合があります。洗浄成分の強い洗剤や、衣類に残留物が留まってしまうような柔軟剤は避けましょう。柔軟剤の主成分である陽イオン界面活性剤は肌荒れの原因になります。

④油分・糖分の多い食べ物
油分や糖分が多い食べ物はニキビができやすくなります。動物性の脂肪を使った料理や、ケーキ・チョコレートなどの甘いお菓子は皮脂の分泌量を増やしてしまうので、摂り過ぎにご注意ください。


■かさつきの原因
背中を触るとザラザラしている場合、かさつきの原因は毛穴のつまりや乾燥等です。日常の些細なことが毛穴に汚れを詰まらせてしまっています。

①季節や環境の変化
暑い夏は汗をかきやすいですが、背中にかいた汗は外出先ではなかなか拭うことができず、蒸発する時に必要な水分まで奪って一緒に蒸発してしまいます。この場合、汗による乾燥からかゆみを感じます。冬のような寒い季節になると、身体に体温を維持しようと血管が収縮して血行不良を起こします。血行が悪くなると栄養素が身体に行き届かなくなり、肌を潤す水分や皮脂が減ってしまい乾燥の原因になります。

②長時間の入浴
温かいお湯につかる入浴は、1日に疲れをリセットさせリラックスできる時間ですが、熱すぎるお湯や長時間の入浴はお肌の乾燥を招いてしまいます。また、身体を洗う際にチクチクしたタオルなどでゴシゴシとこすったり、お風呂からでた後にタオルで身体を拭く時の摩擦で肌のバリア機能を剥がして乾燥しやすくなります。

③ボディーソープの洗浄力
アルカリ性や合成界面活性剤の含まれたボディソープは、肌本来に必要な分の保湿成分まで落としてしまう場合があります。


■黒ずみの原因
背中の黒ずみは、日焼け後の対処が不十分なために色素沈着を起こしている場合が多いです。ターンオーバーが正常に行われず古い角質がたまることが原因です。また、背中は平面の為、下着や衣類との摩擦や、背中の毛は剃りにくい為、ムダ毛の自己処理時に肌が傷つくことによっても起こります。


■背中をケアする方法
背中の肌も、顔の肌と同じようにきれいにケアを行いましょう。
まず、シャンプーやリンスをきちんと洗い流すことが基本です。お風呂で最初に髪の毛を洗ってから身体を洗うことで、シャンプーやリンスの付着から背中を守ります。背中を洗う時はたっぷりの泡を使い、綿(コットン)・麻(リネン)・絹(シルク)など、天然素材のタオルでやさしく洗いましょう。

ボディソープに保湿効果バツグンのはちみつをスプーン1杯プラスするとよりしっとりします。ナイロンなど化学繊維のタオルを使ったり、ゴシゴシとこすると肌へ負担をかけますので避けてください。また週に1度、ピーリング効果のある石鹸をつかって古い角質を取り除いであげるのもオススメです。週末の時間があるときには、毛穴の洗浄や発汗作用のあるクレイバスで入浴してみてはいかがでしょうか。

お風呂から上がった後は、背中も顔同様にケアを行いましょう。背中に直接化粧水を塗る場合はスプレーやミストタイプのものが塗りやすいですよ。また、キッチンペーパーに化粧水1:水1を含ませて背中に貼り、5分程パックし、潤いを与えてあげるのもオススメです。化粧水で保湿した背中はクリームでしっかりフタをしましょう。手の届きにくい背中にも、クリームの塗りやすい孫の手のようなアイテムがあるのでそれを使用してみてはいかがでしょうか。

他にも、通気性のよいシーツや布団に変えたり、汗をよく吸うパジャマや通気性のよいパジャマで予防できます。衣類の洗剤や柔軟剤は、成分表示を見てお肌に刺激のある強い成分は避けるようにしましょう。

食生活は、甘いものや脂っぽいものを避け、ビタミン類を多く摂るように心がけましょう。ニキビに効くのはビタミンA,B2,C,Eです。

  • ビタミンA…肌のターンオーバーを促進する。

ほうれん草・かぼちゃ・にんじん・大葉・のり

  • ビタミンB2…皮脂分泌の抑制と細胞の再生

レバー・うなぎ・卵・納豆・乳製品

  • ビタミンC…肌にハリ・ツヤを与えメラニン色素の生成を抑える

パプリカ・レモン・ブロッコリー・トマト・いちご

  • ビタミンE…抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐ

アーモンド・アボカド・モロヘイヤ・うなぎ・たらこ・青魚

参考にしてみてください。


■背中ニキビに効果的なスキンケア成分
ビタミンC誘導体
ニキビのほか、しわやたるみなどの肌の悩みにもアプローチしてくれるビタミンC。ビタミンCそのものを肌に直接塗っても皮膚の奥まで浸透しませんが、美肌効果をそのままに、肌に浸透しやすいように開発されたのがビタミンC誘導体です。

イソフラボン
大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れも要因になります。イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きがあるといわれていて、ホルモンバランスの調節に役立ちます。

パンテトン酸
肌のターンオーバーを正常化することに役立つ成分です。ニキビができにくいお肌を保ち、ニキビ跡の色素沈着予防にも効果が期待できます。

トコフェロール
ビタミンEの別名です、抗酸化作用がある為、肌の老化防止、ニキビの炎症による赤みを抑えられる効果が期待できます。

 

以上、背中トラブルの原因とケア方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?背中は自分では見づらいので、ケアも難しい場所です。生活習慣を見直したり、ケアを行うだけ
で綺麗な背中に近づけるので、是非試してみてください。