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若々しさの秘訣「目元ケア」

「目は口程に物を言う」というように、目元は顔の中で見た目年齢を左右するパーツです。目の周りに、たるみ・くま・シワができると実年齢に関係なく、老けた印象を与えてしまいます。しかし目元ケアを始めるのは比較的遅く、シワやたるみが現れだす40代になってから始めるという方が多いのではないでしょうか。

コツコツとした毎日のケアがこれからの肌人生を作っていきます。以前「乾燥する目元、メイクよれを防ぐには?」で症状やケア方法をご紹介させて頂きましたが、今回は目元のタイプ別ケア方法や、目元美容液の使い方についてお話させて頂きます。

 


■目元悩みのタイプ

目元悩みは大きく分けて5つのタイプがあります。それぞれの原因やケア方法をご紹介いたします。お手元にある透明の板(定規、ガラスのコップ等)を目の下にあててみてください。肌色になればうっ血が原因の「青クマ」目の下に黒いクマが残ったままであれば「茶クマ」です。

 

①青クマ:目の下に青みがある状態

目の下は毛細血管が少なく、すぐ酸素不足になりやすい箇所です。酸素不足になった血液が薄い皮膚に透けて見えるのが青クマです。その他にもストレスや眼精疲労、生活習慣の乱れ、冷えなどにより起こる血行不良が原因です。

自宅でのケア方法:目の周りのマッサージ、湯船につかる、ホットタオル等で目の周りを温めて血行促進を行いましょう。

 

②茶クマ:洗顔しても、よく寝ても目の周りが黒ずんでいる状態

目の周りの血流が悪くなり、それが慢性的になると、目の下に老廃物が蓄積して活性酵素を発生させてしまいます。活性酵素から皮膚を守ろうと、メラノサイトが活性化したり、アイメイクや、メイクオフする際の強い摩擦の刺激によって起こる色素沈着が原因です。

自宅でのケア方法:美白効果のあるスキンケア商品を使用する、日焼け止めを塗って肌を守る。メイクオン・オフ時に摩擦や刺激を与えないテクスチャーのものを使用してください。

 

③たるみ:目元にたるみができ、線がある状態

加齢や紫外線によりハリを保つ線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンが減少するとハリや弾力が失われ、「皮膚のたるみ」の原因となります。また、PCやスマホの使い過ぎ、下を向いて本を読む習慣から眼球を支える筋肉が衰えることにより、脂肪が前に突出して「筋肉の衰え」からたるみとなることが原因です。

自宅でのケア方法:アイクリームを使った目元のマッサージがおすすめです。目の周りの体操やツボ押しも効果的ですので是非続けて行ってみてください。

 

④眼瞼下垂:まぶたが垂れ下がり開きにくい状態

先天性のものと後天性のものがあります。後天性のものは加齢に補う弾力線維のたるみ、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋の衰え、パソコンやスマホの長時間使用による目の酷使が原因です。

自宅でのケア方法:コンタクト使用時間の短縮やパソコン・スマホから離れるなど目を休ませましょう。アイクリームを使用した目の周りの軽いマッサージもオススメです。

 

⑤シワ・ちりめんじわ:表情の動きにより、シワがしっかり刻まれた状態

加齢に伴うコラーゲンなどの弾力線維の質や量の低下からシワが寄ってしまいます。またホルモンが減少することで、皮脂分泌も減少し、お肌が乾燥しやすくなってハリがなくなります。他にも、紫外線・喫煙・ストレス・睡眠不足、不規則な生活などの長年の蓄積によって、コラーゲンが減少してしまうこともあり、深いシワの原因になります。

自宅でのケア方法:シワの進行度合いを把握し、状態に合わせたシワ対策アイクリームを使用したお手入れを行うことが重要です。アイクリームを塗り込んだ後はマッサージし血行促進を行いましょう。

 


■目元美容液を使用したスキンケア

目元ケアに必須なのは保湿です。保湿は普段やっているスキンケアにプラスして目元用の美容液を使うことをオススメしております。目元美容液はターンオーバーを促したり、目元を整えハリのある状態に導く成分がたっぷりと配合されている美容液です。目元はシミ、シワ、クマ等から女性の顔が老けて見える原因となる為、早めのケアがオススメです。

 

■目元美容液を使うタイミング

洗顔後、お肌が清潔な状態に塗布しましょう。

使う順番は製品によって異なりますが、基本的に化粧品は油分が少ないさらさらとしたものからつけることで角質層への浸透が良くなるとされています。製品によってメーカーや販売会社が指定している順番があるので、その説明に従って使用してください。一般的には「洗顔後すぐ」または「化粧水の後」がほとんどでしょう。

 

■肌への塗り方ポイント

目元に美容液をつけるときは「優しく丁寧に」を心がけてください。

1.目元美容液は米粒大~真珠大程の量が一般的です。メーカーの説明にも記載している場合が多いので、容量を正しく守ってお使いください。

2.目元に乗せた後は、中指か薬指を使って目頭から目尻へと内側から外側を意識して馴染ませていきましょう。また目尻のシワに塗る際は下から上へに馴染ませるのもオススメです。

3.馴染ませた後、指の腹で押さえるように密着させましょう。

特に乾燥が気になる部分には、再度少量手に取って、重ねづけもオススメです。

 

■目元美容液の使い方

・最低でもターンオーバーサイクル期間は使用する

ターンオーバーとはお肌の再生にかかる日数のことです。理想的な周期は28日ですが、加齢によって周期が遅れることや、人によって周期が異なることも考えられます。ご自身の肌周期は分かりにくいと思いますので、最低でも28日間、せめて1ヶ月以上は美容液を塗るようにしましょう。

 

・使うタイミング

製品にもよりますが、「朝は使用を避けてください」と記載されていない場合は、朝と夜どちらにも使用しましょう。朝にもアイケアを行うことで、目元が保湿されメイクのノリもかわってくると言われています。

 

 

今回は目元の悩みや使い方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。目元が美しく生き生きと輝く女性は若く見えます。目元のケアはアンチエイジングにかかせない部位です。今からのコツコツとしたケアが5年後10年後、大きさ差になって現れてくると思いますので、是非効果的に美容液を使用してみてください。

 

 

参考文献

吉木伸子(2012)「正しいエイジングケア辞典」

佐伯チズ(2007)「新美肌革命~大人の女性の「素肌」と「心」の磨き方」