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課題と解決

CBD(カンナビジオール)製品 規制明確化

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アインズラボでは、2018年ごろから輸入ご希望をいただくことが多くなったCBD(カンナビジオール)含有化粧品ですが、当時より基準が明確でなく対応に苦慮していました。

工場の写真や、製造工程で大麻草の茎と種子のみ使用していることを証明する写真など、入手が困難な資料を求められ、結局ご依頼主様が諦めて輸入を断念したことも数多くあります。

法改正による基準の明確化

しかし、令和6年12月12日に一部施行された「麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」により、THC(テトラヒドロカンナビノール)についての残留限度値が明確化され、この限度値を超えてTHCを含有する製品は「麻薬」と定義されることになりました。

今後の展望と課題

これにより、今後はCBD含有化粧品については分析を行い問題なければ輸入・販売ができるということが明確になり業務の効率化が期待できます。

しかし、常に麻薬かそうでないかの管理を強いられる製品を取り扱うよりは、フキ由来のCBD様フィトカンナビノイドなど、同様の効能効果を持つ別の原料で製品開発したほうがより安心なようにも思います。 CBDにこだわりのある一定のマーケットが今回の改正により今後どうなっていくのか注視していきたいと思います。

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