©2024 AINS-LAB INC.

NEWS

新着情報

  1. ホーム
  2. 新着情報
  3. 白湯がもたらす美容効……

白湯がもたらす美容効果

白湯(さゆ)は健康と美容にいろいろな効果があると言われています。

白湯とは、水を沸かして温めたもの。つまり「お湯」です。この白湯を、美容に気を使っている女性や、多くのモデルさんがよく飲んでいます。何故、ただのお湯がこんなに注目されているのか。今回は、白湯の美容効果や便利な作り方と、効果的な飲み方をご紹介します。

 


■白湯とは?
白湯とは、水をいったん沸騰させて飲みやすい温度に冷ましたものです。 白湯を飲むことで身体が内側から温まり、体温の上昇で免疫力が高まります。白湯がなぜ体によいと言われるのか…それはインドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」に起源があるようです。「アーユルヴェーダ」では人の身体も自然界と同じように「火」「水」「風」の要素で成り立っていると考え、水を火にかけ沸かす(気泡がでることから風が加わるとされている)ことで、全要素を満たしているため身体のバランスを整えるとされています。

■白湯のいろいろな効果
①肌が綺麗になる
白湯を飲むと腸の汚れを掃除してくれるとともに、働きを活発にする効果があります。便通が良くなり、腸内が常に綺麗な状態に保てます。さらに、血液を温めて動脈や毛細血管を広げ、血液の流れをよくする効果があります。血流がよくなることで、デトックス効果が高まり、体内の老廃物が排出されやすくなります。その結果、肌のターンオーバーが整い、肌トラブルの解消にもつながるのです。

②みずみずしい肌に
白湯を飲むと身体が温まり、血液や水分の循環がスムーズになります。お肌への水分や栄養分が行き届きやすくなる為、結果として潤ったお肌になれるのです。水分量の少ないお肌は皮脂がつまりやすく、大人ニキビの原因となってしまうので、それを解消する効果も期待できます。

③痩せやすい体質に

白湯を飲むと胃腸などの内臓機能を温めることができるので、飲んだ直後から全身の血の巡りがよくなります。内臓温度が1℃あがると基礎代謝も約10~12%上昇して、脂肪が燃焼されやすい身体になるのです。痩せやすい体質を維持できるのでダイエットに適していると言えます。

④冷え性改善
冷え性の主な原因は、血液の循環が悪いことがあげられます。内臓から身体が温まることで、全身の血流がよくなり、新陳代謝もあがるので冷え性の改善につながります。

⑤便秘やむくみを解消
体内で酵素が働きやすい体の深部体温は37.2℃前後で、深部体温が高くなると血液の循環が促進され老廃物の排出が高まります。温められた白湯を飲むことでむくみ・便秘の解消や、冷え性の改善につながります。

 


■白湯の作り方
白湯の素晴らしいところは、簡単に作れてコストも安いことです。必要なものはやかん・コップ・水のみ。「白湯」の適温の目安は40度~70度くらいです。白湯の温度は、季節に合わせたり体質・体調によって調節することが大切なので、ご自身で調整してみてください。マグカップ入れたときに「少し熱いかな」と感じる程度が目安です。体温より少し熱めのお湯を飲むと体内に吸収されやすく、健康効果も得やすいです。


①やかん・ポットに水を入れる
水道水でももちろん大丈夫ですが、ミネラルウォーターがオススメです。水道水を使用する場合は、塩素など余分なものを取り除く為にも、15分以上は沸騰させましょう。
②沸騰させる
やかんに火をかけ、沸騰させていきます。沸騰したら、蓋を開けて火を弱め、5分~10分くらい煮立たせましょう。煮立ったら完成です。コップに入れて、適温に冷ましてから飲みましょう。

◆その他の作り方
・ミネラルウォーターをレンジで温める
市販のミネラルウォーターを耐熱カップに入れ、電子レンジで約1分30秒~3分(500W)温め、適温にします。電子ケトルやヤカンで沸騰させたお湯を、沸かしてから冷ますよりも便利です。

・ウォーターサーバー
宅配水のウォーターサーバーには、サーバーに冷水・温水機能があるので、スイッチを押して冷水と温水を混ぜるだけで簡単に白湯を作ることができます。

 


■白湯の飲み方
白湯で健康効果を得るには、飲み方とタイミングが重要です。
人間のからだが1日に必要とする水分量は、体型や性別によって差がありますが、1.5~2L程と言われています。そのうち白湯は約600~800mlを目安に、1回につき150cc~200ccまでにし、1日3~5回に分けて、少しずつゆっくり飲むようにしましょう。飲み過ぎると、胃液が薄まって消化しにくくなったり、必要な栄養素も流れてしまう可能性があります。


(1)朝の白湯
胃が空っぽの状態で白湯を飲む事によって、寝ている間に溜まった腸内の老廃物を流してくれます。朝は胃腸が冷えているので、白湯を飲むことで内臓が温まると消化力も高まります。一口ずつ10~20分ぐらいかけて飲むのが理想的です。
朝食の30分前くらいまでに白湯を飲むと胃腸の消化機能も活発になり、食べたものの栄養素をきちんと消化できるようになります。

(2)食後に飲む白湯
食後、胃が落ち着いた状態で白湯を飲むと消化の働きを促してくれるので、最低でも30分経ってから飲むようにしましょう。白湯に限らず、食後すぐに水分を摂ると消化器官の機能低下を招きますので注意しましょう。

(3)夜寝る前の白湯
就寝前の白湯もリラックス効果があるので効果的です。50℃くらいの温度でゆっくりと時間をかけて飲むと、からだも温まり寝つきもよくなります。

■白湯アレンジ
・白湯×はちみつ

ちょっぴり甘みがほしい!そんな時には「はちみつ」がオススメです。
150mlの白湯に対してティースプーン1杯を目安に追加してくださいね。

・白湯×レモン

ビタミンCとクエン酸で疲労回復&美肌効果を狙いたいなら「レモン」がおすすめです。カップ1杯分の白湯に、レモンをお好みで数滴入れ、塩をほんの1つまみだけ足して飲んでみてください。

・白湯×生姜(しょうが)

内臓を温めてくれる白湯に生姜を入れればさらにポカポカと体を温めてくれます。白湯を作る時に生姜のスライスを2~3枚入れて沸かして作ります。

 

1日の暮らしの中で簡単に取り入れられる白湯を上手に活用すれば、生活のリズムが整い、オン・オフの切り替えにも生かせそうです。白湯を飲む時間をゆったりとした気持ちで楽しめるとリラックス・ストレスの解消にも役立ちそうですね。
ただのお湯でも美肌、健康効果があるので性別問わずオススメしたい美容法です!女性にも男性にも嬉しい効果がいっぱいの白湯を是非、試してみてください。